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フランスFRANCE

フランス

フランスの文化といえば有名ブランドばかりではない。世界レベルでも文化水準の高いフランスでは昔から国をあげて芸術家を育てようという姿勢があり、それ がクオリティの高いコレクションを集めた美術館・博物館・劇場などに繋がっていった。日本のように「特別に」楽しむのではなく、それらを生活の一部と考え「自然に」楽しむのが「フランス流」である。世界的な観光国で、正式名称を「フランス共和国」というフランスは、古くは“ガリア”といいローマ帝国の属州であった。中世の頃は、西フランク王国の地であったが、17~18世紀にはヨーロッパに君臨する名実ともに大国となり、現在も残る華やかな宮廷文化や貴族の社交が盛んであった。

気候

パリの緯度は日本の北海道と同じとあって、1年を通して日本よりも気温が低い。4月のフランスは肌寒い日が続くが、復活祭のあたりからやっと春を感じるよ うになる。陽気がよくなるのは5月以降。梅雨期はなく、夏は湿度も低くさわやかだが、朝・夕は冷えるので、薄手のセーターやストールがあると便利。9月に なると秋を感じるようになる。雨が多くなり、気温も下がる。冬は日照時間も短くなり朝8時をすぎてもまだ暗いこともある。

交通

フランスは、鉄道旅行の醍醐味が味わえる国でもある。主要幹線がパリを中心として放射線状にのびていて地方ごとに特色ある風景を楽しむことができる。しかし、地方の町をまわる場合、列車では行けない場所も少なくない。そんな村や町へはバスを利用することになる。それより時間をもっと有効に使いたいという人 は飛行機の国内線を使うと良い。しかし、夜遅くやどうしても交通手段のない所ではタクシーとなる。流しのタクシーは原則としてないので気をつけよう。

時差

日本とフランスの時差は8時間。
日本はフランスより8時間進んでいる。 サマータイム:3月の最終日曜の午前1時から、10月の最終日曜の午前2時まで。この間は時差が7時間になる。(例:フランスの正午→日本の午後8時)

主要都市

  • パリ

    パリ

    フランスの首都であり、世界一の芸術の街。パリ市内は全部で20区に分けられている。中心地を1区とし、時計回りに渦を描くように2区、3区と分けられているのが特徴。エッフェル塔やルーヴル美術館、オペラ座、凱旋門、モンマルトルの丘、ノートルダム大聖堂など世界的に有名な観光名所はもちろん、様々なタイプの美術館、ギャラリー、博物館などが数多く存在する。

  • ニース

    ニース

    西フランス南東部に位置するコート・ダジュール地方に位置する世界的なリゾート地。ヨーロッパ人の多くはバカンスをこの地で過ごすと言われている。庶民の暮 らしが垣間見れる旧市街地からはコバルトブルーの地中海が美しいビーチが望み、海岸沿いに延びる遊歩道プロムナード・デザングレには高級ホテルやレストラ ンが数多く建ち並び高級リゾート地らしい優雅さがある。ビーチ以外にも美術館や歴史的建造物などを楽しむ事も出来る。

  • リヨン

    リヨン

    ローヌ川とソーヌ川にはさまれたフランス第3都市で、ヨーロッパ有数の商業都市。人口は約120万人以上。ルネッサンス建築の集合体である街並みはとても 美しく、世界遺産にも登録されている。また、ミシュランにも選ばれている高級レストランからビストロや庶民派のカフェタイプのレストランまで星の数ほど存在し、ヨーロッパ各国から訪れる食通で賑わっている。

  • マルセイユ

    マルセイユ

    フランス南部のプロヴァンス地方に位置する人口82万人の港町。古くから南フランスにおける貿易・商業・工業の中心地でもあるため、フランス第2の商業都 市といわれている。港町ならではの活気に満ちた市内は、他都市と違い下町情緒溢れている。アフリカやアラブからの移民も多いため、パリやリヨンなどとはまた違った雰囲気を持っている。旧港の南側にあるノートルダム・バジリカ聖堂はマルセイユ市内が一望できる丘の上にあり、市民だけでなく各地から訪れる観光 客にも高い人気を誇る。

  • ボルドー

    ボルドー

    フランス南西部に位置するこの街は世界的なワインの産地でもある。1998年には18世紀の面影を残した美しい街並みが認められ世界遺産に認定されているため、古典様式の建築物が並ぶ街並みは深い歴史を感じる事ができる。繁華街にはおしゃれなショップやカフェが建ち並んでおり、塔の上からボルドーの街が一 望できるサンタンドレ大聖堂は11世紀に建てられた歴史的建造物で街のランドマークである。近郊には世界的な名酒が作られるワインシャトーが数多く存在し観光向けツアーなども組まれるほどの人気。

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