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南アフリカSOUTH AFRICA

南アフリカ

1910年 5月31日に、4州からなる南アフリカ連邦として統合され、大英帝国内のドミニオン(自治領)としてアフリカーナーの自治を確立する。1913年には、原住民土地法といったアパルトヘイトの基盤となる人種差別法を立法化し、以後人種問題がこの国の大きな問題となっていき、1985年には 黒人による暴動が勃発し、非常事態宣言を発令。アメリカや日本などを含む諸外国から経済政策を受け、1991年にアパルトヘイト廃止されるまで続く。1994年には全人種参加による南アフリカ共和国の総選挙(初)が実施される。アフリカ民族会議が勝利し、ネルソン・マンデラが黒人は初の大統領に就任。 1997年に新憲法を発行する。

気候

アメリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国は、東はインド洋、西は太平洋に囲まれた自然豊かな国です。気候は地域により大きく異なりサバンナ気候、 ステップ気候、温暖湿潤気候、地中海気候など多彩。内陸部にある首都プレトリアやヨハネスブルグは海抜1300~1700メートルに位置し、一日の寒暖差大きい。

治安

南アフリカは凶悪犯罪発生率世界第1位の国で特にヨハネスブルクは、世界一治安の悪い街として知られている。外務省公表の安全情報にも「ヨハネスブルグのダウンタウン地区では、殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、強姦、ひったくり、麻薬売買等の犯罪が、日常的に発生しています。」とされている。留学先としてメジャーなケープタウンについてはこれほど悪くないにしても、 犯罪件数は高水準で推移しており、主に強盗、窃盗、引ったくり、置き引き、ATM詐欺(親切を装った窃盗やスキミング)などの一般犯罪が多発している。

物価

アフリカ諸国と比較すると高い印象を受けるかも知れないが、日本と比較するとかなり安く、約半分程度を目安とするといいだろう。但し、物によってはそれほど日本と違わないものや、もっと3分の1以下のものまで様々ある。

交通

南アフリカは、アフリカの国とは思えぬほど交通網は整備されており、各都市間のバス網はかなり発達している。BazBusと呼ばれるミニバスが安価で利用 しやすく、市内交通としては、バス、タクシーと、リッキーと呼ばれる小型トラックを改造したような乗り合いタクシーがある。

時差

日本マイナス7時間

主要都市

  • プレトリア

    プレトリア

    北西部に位置する都市で人口は100万人。中心部にあるチャーチ・スクウェアは、行政の中心拠点となっている。その他、議事堂、裁判所、古い銀行など多くの素晴らしい建物に囲まれており、そのどれもがオランダやイギリスの統治下だった頃の面影を残している。その他、大学や博物館なども存在し教育面、文化面でも充実した施設が備わっている。しかし、賑わいの有る中心地から一歩外れるとそこは治安が不安定な部落。男女問わず一人歩きや、夜の外出、繁華街以外の場所への立ち入りは避けることが最適。周囲に は常に細心の注意を払いながら行動しよう。

  • ケープタウン

    ケープタウン

    西部に位置する人口300万人以上の街。国内で最も古く、テーブルマウンテンの麓に位置しており、大きな港やたくさんの高層ビルがあるにぎやかで文化的な街。大西洋側の海岸には美しいビーチが広がり、レストランやバー、大きく豪華な家などが多く建つ。ヨーロッパ方面からの観光スポットとしても高い人気を誇る。他都市同様、夜の外出、繁華街以外の場所への立ち入り、大金を所持しての行動は避けて行動したほうが良い。

  • ヨハネスブルク

    ヨハネスブルク

    北部にある国内最大の都市。アパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃後もその後遺症が消えないこの街では、中心地はもはやゴーストタウン化し、世界一危険な町となっている。ダウンタウンでは様々な犯罪が多発しているため、昼夜問わず中心街を歩く人は居ない。その中でもヨハネスブルグパーク駅周辺は最も危険なエリアと指定されており、絶対に避けるべき場所となっている。郊外に行けば治安は比較的安定しているため多くのヨーロッパ人も住んでおり、観光客が滞在可能なホテルなどの施設が設けられている。

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