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ドイツGERMANY

ドイツ

西暦800年カール大帝により「フランク王国」建国。ここがドイツの国としての第一歩と言われている。カール大帝死後、3分割された国が、さらに十字軍遠 征以降に再分割され、数多くの小国が形成される。それにより、より多くの逸話や伝説の城、砦が点在し神秘のベールに包まれ、多くの観光客を魅了している。19世紀バイエルンの王ルートヴィッヒ2世によって築城された「ノイシュヴァンシュタイン城」はディズニーの『シンデレラ城』のモデルにもなった。

気候

ドイツの気候は北海道の気候に似ている。梅雨はなく、夏が短い。30度を越える暑さの日があるものの、天気の悪い日には、気温がかなり下がることもあるので、カーディガンやジャケットなどがあると良いだろう。冬はかなり冷え込み、南部では積雪量の差はあるが雪が降って路面が凍結することもあるので、防寒対策は十分することをおすすめする。春や秋は朝夕の温度の差が大きいが基本的には日本の四季の移り変わりと似ているだろう。

交通

ベルリンやミュンヘンのような大都市を除く小さな街などでは自転車が便利だろう。日本と違って自転車専用のルールがあるので事前に誰かに聞いてチェックしてから乗るようにしよう。飛行機は時間短縮には効果があるものの、空港への移動や待ち時間を考えると、美しい車窓が楽しめる列車の利用をおすすめする。更に、ぜひ乗ってみたいのがドイチェ・ツーリングDeutsche Touring社が定期運行するヨーロッパバス。日本人にも人気のロマンティック街道と古城街道コースが有名。

時差

日本マイナス8時間(サマータイム:マイナス7時間)

主要都市

  • ベルリン

    ベルリン

    ドイツ北東部に位置する首都。東欧と西欧の接点でもあるこの都市はヨーロッパで一番大きな国際会議場が存在し、科学、文化関係の大きなイベントが数多く開催される重要都市でもある。1989年までは東西分断の「ベルリンの壁」が存在した為、その怒涛の歴史と時代の移り変わりに触れる事ができるブランデンブ ルク門やベルリンの壁美術館には国内外から多くの人々が訪れる。

  • ミュンヘン

    ミュンヘン

    ドイツ南部に位置するバイエルン州の州都。世界有数の観光都市でもあること街はドイツが誇る芸術とビールの街。市内中心部には醸造所直営のビアホールやレストランが数多くあり、他では目にする事の無い種類のビールが並んでいる。また、新市庁舎であるゴシック様式の建物はドイツ最大の仕掛け時計があることで有名。仕掛け時計内の人形は等身大で作られている。季節によって仕掛けが稼動する時間が違うが、その素晴らしい芸術を一目見ようと、稼働時間には広場一帯に大勢の人々があつまる。

  • ケルン

    ケルン

    ドイツ西部に位置し、ローマ時代からの古い歴史を持つ文化都市。今なお近代的な高層ビル群のあいだに、ローマ時代の遺跡や中世以来の史跡が混在しているのが特徴。この街のシンボルでもあるケルン大聖堂はドイツで最も大きい教会であり、ゴシック様式に統一された数少ない建築物として世界遺産にも登録されている。クリスマス時期になるとクリスマス市が開催され、多くの観光客や国内各都市から訪れる人々で賑わいを見せる。

  • フランクフルト

    フランクフルト

    ドイツ中西部に位置し、国内経済の中心都市として知られている。ライン川の支流、マイン川の流れるこの地では市内の中心に建ち並ぶ高層ビルの多くが金融や商業関連の建物。他都市と違い、多くの近代的建物が存在しているが、レーマー広場や大聖堂は中世の雰囲気を今でも色濃く残しているスポットになっている。また、文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生まれた土地でもあるため、ゲーテの生家が街の中心に建っている。

  • ハンブルク

    ハンブルク

    ドイツの北西部に位置するドイツで2番目、EU諸国の中で7番目に大きい都市。人口は180万にも上る。ドイツで一番大きな港があるため、古くから外部との交易の産業が盛んで、その象徴として運河沿いに建てられた倉庫街は夜になるとライトアップが施されるため、新たな観光スポットとしても有名。また、緑の街としても名高く、都市の1割以上が緑という自然豊かな環境。街の中心地にあるアルスター湖は国内外を問わず通年観光スポットとして人気を博している。

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