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スペインSPAIN

スペイン

スペインでは周知のとおり、観光が盛んでそれが経済をも支えている。キリスト教をはじめ、イスラム教、ユダヤ教などの宗教や、侵略し或いは、された各国の影響を受けた文化や習慣が残り、更にその地方によって特色が異なるため、見るものがたくさんある。特に注目したいのは各地に残る建築物。カテドラルや宮殿、教会などは数が多いだけでなく、クオリティの高い文化遺産が残っている。1992年にはバルセロナオリンピックが開かれ、観光産業の活性化などにより勢いを取り戻してきている情熱の国、それが現代のスペインである。

気候

地域によって異なるが、大きく3つに分けられる。マドリッドを中心とした内陸部は、寒暖の差が激しい大陸性気候で、夏は暑く冬は寒い。バルセロナから南の コスタ・デル・ソルにかけての地中海沿岸は、1年を通して温暖な地中海性気候。また北のカンタブリア海沿岸は1年中雨が多く、夏は涼しく冬は温暖だ。とくに7・8月はヨーロッパ中からバカンス客が訪れるので、リゾート地は混雑する。冬にはオペラやサッカーをという楽しみもある。

交通

スペインの国土は日本の約1.3倍。列車やバスで移動できない大きさではないが、かぎられた日程では飛行機が大きな威力を発揮する。マドリッドとバルセロナを中心に地方都市へ路線が結ばれており、どの区間も1時間程度で移動できる。地方によっては鉄道よりバスの方が本数が多いこともある。時間がないときや夜遅くなったときはタクシーを利用しよう。

時差

日本時間マイナス8時間。
サマータイムは3月の最終日曜から10月の最終土曜まで、日本時間マイナス7時間。

主要都市

  • マドリッド

    マドリッド

    イベリア半島中部に位置する首都。行政の中心地でもあるこの都市は美術館、劇場、協会などが多く、歴史的建造物が軒を連ねている。ヨーロッパいち標高が高い 首都としても有名で、1年を通して晴天の火が多く、空気は通年乾燥している。シベーレス広場にある中央郵便局、スペイン王宮、独立広場のアルカラ門など中世ヨーロッパの建築物は国内外から訪れる観光客にとって名所となっているが、この街では同時に近代的な高層ビルやホテルなども建ち並んでいる為、新旧の文化を同時に感じる事ができる。

  • バルセロナ

    バルセロナ

    スペイン、カタルーニャ地方にある州都。独自の文化と歴史を育んできたこの地方には州都であるバルセロナでも独自のカタルーニャ語を公用語として使う人が多く存在する。そのため、街のあちこちにある標識や看板などがカタルーニャ語とスペイン語の2ヶ国語表示が主流となっている。サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョやコロニア・グエル教会堂など街のあちこちにガウディが手がけた建物が多く見られるのが魅力のひとつ。

  • バレンシア

    バレンシア

    イベリア半島東部に位置し、地中海性気候のため1年中温暖な気候に恵まれているため雨量が少ない。7キロ以上に及ぶ海岸線は夏場になると大勢のビーチ客でにぎわう。エリア発祥の地でもありバレンシアオレンジが名産となっているが、そのほかにも米や穀物などの栽培が多く行われ、オレンジ・米の生産高はスペイン1。また3大祭りのひとつとして有名な火祭りラス・ファジャスは毎年3月に開催される盛大な催し。国内外か多くの見物客があつまり、夜通し人形焼きやパレードが行われる。

  • マラガ

    マラガ

    イベリア半島南部に位置する世界的リゾート地。旧市街地にあるカテドラルは中世建築がそのまま残るこの地域のランドマーク。街の中心部には亜熱帯雨林や色とりどりの花々が咲き誇る公園があり、地元住民の憩いの場となっている。また、画家・ピカソの出身地としても有名で、10歳まで育った生家が一般に公開されている。さらに、2003年に造られた「ピカソ美術館」はこの地の見どころの一つ。

  • サラマンカ

    サラマンカ

    イベリア半島西部に位置する大学都市。13世紀に創設されたサラマンカ大学はスペインで最も歴史の古い大学であるため、街全体にはアカデミックな雰囲気が 漂う。旧市街地は世界遺産に登録されていることもあり中世の面影を色濃く残す。この街のへそとも言われ、バロック様式の建築をそのまま現代に残したマヨール広場はスペイン位置美しい広場として国内外の観光客に高い人気を誇る。夜にはライトアップも施され、この街一番の見所。

  • セビーリャ

    セビーリャ

    イベリア半島南部に位置するアンダルシア州の州都。闘牛とフラメンコが有名。古くから内陸港として栄えてきた都市。南スペインの政治・文化の中心地として多くの観光客が街を訪れている。街のランドマークであるカテドラルはスペイン最大で、世界でも3番目の規模を誇る。15世紀に建てられ、内部の礼拝堂や合唱壇、コロンブスの墓など見所が多いため、多くの観光客が足を運ぶ人気のスポット。隣接して建っているヒラルダの塔はセビーリャのシンボルで、展望台からは町が一望できる。

  • サンセバスチャン

    サンセバスチャン

    イベリア半島北部に位置し、フランスとの国境に近いこの街はその美しさから「ビスケー湾の真珠」と呼ばれている。夏にはジャスフェスティバルや映画祭などのイベントも多く、1年を通して国内外から多くの人々が訪れるリゾート地。街は見事な半円を描くラ・コンチャ湾に面し、美しく輝く海岸線に恵まれている。街中は整然と並ぶ鮮やかな街路樹、調和の取れた建物が街全体の雰囲気を美しく彩っており、食通の街としても高い人気を誇るため多くのバルが点在している。

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