コラム
  • ニュージーランドへの高校留学 2018.11.30

ニュージーランドの教育システムは?日本の高校とどこが違うの?

高校留学にもってこいの国!高校留学で可能性を広げようでは、高校留学先としてニュージーランドの人気が高い理由をお伝えしました。

今日は、ニュージーランドへの高校留学ではどんな教育が受けられるか、日本の高校とどう違うのかを詳しくご紹介したいと思います。

ニュージーランドの高校の教育システム

ニュージーランドの高校では、初等教育をプライマリースクールで学び、Year9~11のセカンダリースクールで中等教育を学びます。

日本の中学・高校に当たるのがセカンダリースクールで、日本と違いニュージーランドでは一貫教育が一般t系になります。

Year11で義務教育は終了です。学年末にNCEA(National Certificate of Educational Achievement)レベル1という公的統一試験を受けることで、中学卒業資格を取得できます。

その後は大学への進学が最もポピュラーな進路で、進学のためにYear12か職業技術専門学校へ進むかに分かれます。

Year12ではNCEAレベル2、レベル3に向けての授業が行われ、Year12の学年末にNCEAの修了書が取得できます。

Year13の学年末に公的試験であるNCEAレベル3を受験し、その成績によって入学できる大学が決まります。

このように、ニュージーランドと日本の高校では、教育システムがかなり違います。

進路を決めるときになって慌てないよう、教育システムの違いもしっかり把握しておいてください。

ニュージーランドの高校はほぼ公立

ニュージーランドでは、日本の高校に当たるセカンダリースクールの約95%が公立で、私立はわずか5%程です。

すべての高校がニュージーランド教育資格認定機関(NZQA)の認定を受けており、学校間の教育水準に大きな違いはありません。

学生寮の滞在を希望したり、独自の教育方針に魅力を感じたりして私立高校を選択する人がいますが少数派で、ニュージーランドではほとんどの高校生が公立高校に通っています。

ニュージーランドにもボーディングスクール(全寮制の高校)はあるの?

外国人留学生の受け入れに積極的なニュージーランドでは、公立私立問わず、ほぼすべての高校に留学生を受け入れるためのボーディングスクールが設けられています。

全寮制のボーディングスクールでは、英語だけでなく、規則正しい生活を身に付けることができます。

また、さまざまな国からの留学生が集う学生寮では、あなたと同じ外国人留学生や現地の学生と交流を深めることもできます。

入学に際しては、本人の意思が最優先されるため、書類審査だけで入学可能なボーディングスクールが多くなります。

ニュージーランドでは、週末や長期休暇になると寮生は自宅に帰宅するのが一般的で、留学生にはホームステイ先となるホストファミリーを紹介してくれるので、日本に帰国する必要がありません。

イギリスへの高校留学でも同じような形式になることが多いですが、ニュージーランドへの高校留学はイギリスに比べて1/3~1/2程度で済むことが多いです。


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