コラム
  • アメリカへの高校留学 2019.01.17

アメリカへの高校留学。どんな方法があるの?

「留学したい国はどこ?」という質問で、必ず上位にあがるのが「アメリカ」です。

世界トップクラスの経済大国にして、優秀な学校を数多く擁するアメリカは、留学を希望する高校生にとって憧れの国です。

世界中から留学生が集まる国なだけあり、高校留学の方法もさまざまです。

今日は、アメリカに留学する時、どんな方法があるのかをご紹介したいと思います。

1.ボーディングスクール(私立 学生寮)への入学

ボーディングスクールは、学生寮を持つ寄宿制(寮制)高校の総称です。

自宅から通う生徒もいますが、基本的には学生寮に入り、他の生徒と共同生活を送ることになります。

親元を離れ集団生活を送ることで、勉強だけでなく、協調性やリーダーシップを発揮できる人材を育てることを目的としています。

高校留学先として魅力的なボーディングスクールですが、入学するにはいくつかハードルを乗り越えなければいけません。

最初のハードルは「入学条件」です。

ボーディングスクールは優秀な人材の育成、大学への入学を1つの目標としています。

それゆえ、教育レベルは総じて高い傾向にあり、それを理解するための高い英語力が求められます。

ESL(英語を母語としない留学生が、英語力を補強するために履修する科目)が充実しており、入学に際しそれほど高い英語力が求められないボーディングスクールもありますが、留学先の選択肢は間違いなく狭まります。

次のハードルは「費用」です。

多くのボーディングスクールは、教育水準を維持するため1クラス毎の生徒数を5~15人程度に抑え、授業の質を高めています。

また、学生寮に常駐するスタッフが、寮生に対し様々なサポートを行います。

これらの体制を維持する費用を捻出するため、学費も高めに設定されています。

年間で300万円程度と低めに設定された学校もありますが、年間で500万円~600万円程度の費用がかかると考えておいたほうが良いでしょう。

2.ホームステイ

アメリカへの高校留学先となるのは、ボーディングスクールだけではありません。

留学生を受け入れている私立高校も、高校留学先の候補となります。

私立高校の中には、留学生のために学生寮を設けている高校もありますが、基本的にはホームステイでの留学となります。

注意したいのは、ホストファミリーがボランティアで留学生を受け入れてくれる交換留学違い、高校留学ではホストファミリーに滞在費を支払わなければいけない点です。

それでもボーディングスクールに比べて留学費用は全体的に安いため、費用面でボーディングスクールへの留学が難しい方にお勧めの留学方法となります。

ホームステイで私立へアメリカ高校留学

3.交換留学

交換留学の目的は、高校での単位取得ではなく、国際交流、文化交流になります。

基本的には交換留学に関わる学校、ホームステイ先、サポーターがボランティアで運営されています。

1年という期限付きですが、リーズナブルな費用で海外留学できるとあって、毎年おおくの高校生が参加しています。

高校留学と違うのは、交換留学はあくまで文化の交換、交流を目的としている点です。

アメリカの文化や主観に触れ、英語力を高めることはもちろんですが、日本の文化や習慣を留学先で伝えることも、交換留学生の大切な役割です。

お互いの文化を伝え合うことが目的なので、交換留学生には一定の英語力とコミュニケーション力などが求められます。

その他にも、交換留学生になるにはいろいろな細かい規定をクリアする必要があります。


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