コラム
  • オーストラリアへの高校留学 2019.01.22

教育レベルは世界最高峰! オーストラリアへの高校留学にチャレンジ

オーストラリアは、世界中からさまざまな人種が集う、世界屈指の他民族国家です。

また、大学進学率が約96%、堂々の世界1位(2018年時点)で、教育レベルが非常に高い国としても知られています。

これだけ高い進学率を誇るのは、アメリカやイギリスと同様、経済的なサポート体制が整ってるという背景があります。

特に、オーストラリアは後払い制度が充実しており、家庭の収入に関わらず進学できる仕組みが出来上がっています。

このことからも、オーストラリアが国を挙げて教育に力を入れていることが覗えます。

また、高校留学先として人気が高いこともあり、留学生の受け入れにも積極的で、受け入れ体制がしっかり整っています。

留学生を受け入れている高校では、勉強だけでなく日常のサポートをしてくれるコーディネーターが常駐していることが多いので、初めての高校留学もでも不安なく現地で生活することが出来ます。

語学学校での勉強を経て高校へ入学という国も多いですが、オーストラリアでは留学生を対象とした英語学習クラスを設けている高校が多く、単位としてもカウントされるので、費用や時間をムダにすることなく、高校留学へ挑戦出来ます。

オーストラリア高校留学の費用

オーストラリアへ高校留学するときの費用は、学校にもよりますが公立高校で年間200~250万円、私立高校で年間250~400万円といったところです。

私立高校に比べ、公立高校への留学費用は格段に安いですが、学校によって設備の質や規模、授業のレベルや内容もさまざまです。

せっかくオーストラリアに高校留学をするのであれば、費用だけで学校を選ばず、事業内容やカリキュラムをしっかりリサーチして、あなたに合った学校を選んでください。

オーストラリアの公立高校と私立高校。何が違うの?

オーストラリアの高校の約65%が公立高校、残り35%が私立高校となっています。

一番の違いは学費です。公立高校に比べ、私立高校の学費は約2.5~3倍ほど高くなります。

公立高校の学費には、教科書代や課外活動費があらかじめ含まれるのに対し、私立高校では教科書代あ課外活動費が授業料に加算されることが、学費の違いとして表れています。

また、施設費用や寄付金も、学費が高くなる要因の1つです。

また、公立高校の授業料は州ごとに異なりますが、基本的に大差はありません。

それに対し、私立高校は地域ごと、学校ごとで授業料に大きな差が出ます。

特に伝統校や都心部の高校は授業料が高い傾向にあります。

それでも私立高校が一定の人気を保っているのは、生徒や親が安心して通え、満足感を得られる充実のサポート体制によるところが大きいでしょう。

学校内の治安の良さ、生徒一人ひとりにまで行き届いたサポート体制。授業やプログラムの豊富さは、ある程度自由な運営が可能な私立高校ならではです。

一方で、公立高校には、通う学校を自由に選べるというメリットがあります。

学区制がないオーストラリアでは、自分が通う高校を自由に選ぶことができるのです。

それぞれ特色のある高校を、生徒自らが選択する制度が、自由な精神と学びへの意欲を生み出しているというわけですね。

このように、公立高校と私立高校でそれぞれ違った魅力があります。

オーストラリアへの高校留学にチャレンジするなら、いろいろな視点から留学先となる高校を選択することをおすすめします。

オーストラリアの高校留学でもボーディングスクールへの入学は可能ですが、アメリカなどと比べて数は少なくなります。

オーストラリアの教育システム

オーストラリアでは、日本の小学校にあたるプライマリースクールに6~7年間通い、日本の中学・高校にあたるセカンダリースクールに進学します。

基本的に、オーストラリアでは中高一貫教育が行われます。

セカンダリースクールはYear10(16歳)までの義務教育と、Year11(17歳)、Year12(18歳)に分かれます。

前期中等教育のジュニア・セカンダリースクール(Year10)を修了すると義務教育修了書が授与され、そこから大学進学を目指す人は、シニア・セカンダリースクール(Year11、Year12)で進学に必要な必須科目や専門科目を履修します。

就職のための職業教育を希望する人は、公立職業専門訓練学校TAFEや、専門高等教育VET、私立の専門学校へ進学することもあります。

TAFEや私立の専門学校では、職業訓練だけでなく大学進学準備コースも設けられており、Year10を修了した時点で進学か就職か決めなくとも、本人の希望で柔軟に進路を選択することが可能になっています。

オーストラリアではどんな授業が受けられる?

オーストラリアの高校では、月曜日から金曜日まで、週5日制で授業が行われます。

一般的に1時限50分、6時間目までの授業となります。

Year10では必修4科目、選択2科目で授業を受けます。選択科目の幅は非常に広く、日本語を含む外国語のほか、経済学や観光学、デザイン学、メディア、芸術など実にさまざまなプログラムが用意されています。

始業時間は9時ごろで日本の高校とあまり変わりませんが、オーストラリアの高校では15時半くらいの早い時間で授業が終了します。

授業終了語は、部活動やアルバイトなど、生徒が自由に各々の時間を過ごします。

自立心が強いといわれるオーストラリアの高校生は、アルバイトでお小遣い稼ぎをしたり、将来向けた準備をする生徒が多いのです。

オーストラリアに高校留学した後の進路

オーストラリアでの高校留学を終えた後の進路として一般的なのは、日本かオーストラリアの大学もしくは専門学校への進学です。

少数ですが、オーストラリア以外の英語圏での大学進学を選択する人もいます。

オーストラリアへの高校留学の1番の目的は英語の習得ですが、大学や大学院で専門分野を学ぶ準備として高校留学をする人も少なくありません。

日本の大学へ進学する場合、一般入試または帰国生入試の受験が必要ですが、オーストラリアの大学へ進学する場合は、高校留学中の成績が大学入試資格に反映されます。

そのため、高校留学に一定の成績を修めておけば、専門学校や大学へは比較的スムーズに進学することが出来ます。

オーストラリアへ高校留学をするのなら、卒業後の進路も視野に入れて、しっかりとしたプランを練っておきたいところです。


代々木留学センターは、代々木高等学校の海外留学部門が運営する留学エージェントです。

オーストラリアへの高校留学の相談なら代々木留学センターへ